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50_003_生産技術職で英語はいつ使うの?

50_生産技術
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こぼうず:
こぼうず:

生産技術の仕事って英語はいつ使うの?

どれくらいのレベルが必要なの?

こんな疑問に,筆者の実体験からお答えします.

 ちなみに筆者の英語レベルは,

  • TOEIC : 500点台(入社後に1回ポッキリ) *めちゃめちゃ低いね...
    • こんな筆者でも,旧センター試験英語は9割近くはありました
  • 個人英会話レッスン : 1年,ECC英語 : 半年,ECCスペイン語 : 半年
  • 海外工場建設業務(欧米圏) : 3年,海外工場建設業務(アジア圏) : 3年

まず,英語の前に,そもそも生産技術ってどんな仕事かを知りたい方は下記リンクの記事もどうぞ

記事の内容
  • 英語を使う機会
  • 必要な英語レベル
  • 英語力を上げるためにやること

では,レッツゴー!

英語を使う機会

 さて,生産技術の業務の中で,いつ,どのような場面で英語を使うのかご紹介します.

  • 自社工場に,海外工場のメンバーを呼んで技術教育等をする場面
  • 海外工場を建設するプロジェクトに参加して業務をする場面
  • 海外の展示会や,海外学生の採用面接をする場面

自社工場に,海外工場のメンバーを呼んで技術教育等をする場面

 これは,自社工場の既存生産設備を,海外工場へ移設して海外工場で生産できるようにするプロジェクトがあったのですが,移設をする前に,海外工場メンバーを呼んで事前に移設設備がどのようなものか,どのように動くのか,どのような注意ポイントがあるのかを説明することになりました.

 当然ながら相手は海外の方々ですので,説明する言語は英語になります.

この時,筆者は入社数カ月の左も右も分からない新人でしたが,自社工場側の設備のことを熟知している技術メンバーと,海外工場メンバーの間に入って通訳をやってくれということで,入社早々英語を使う場面に出くわしました...

筆者の英語レベルはというと,

  • TOEIC受けた事なし(どうやって入社したんだ...)
  • 海外旅行も大学時代に1回だけ(ツアー...)
  • 英語の勉強なんて大学受験後ほぼやってない...
こぼうず:
こぼうず:

これはワシでは役不足...できへんがな...やばい...

 とは言っても,やるしかないのでやります.

 実際に生産設備を見ながら,生産設備構成や,製品の流れ,ロボットの動き方などを,身振り手振り,また紙に絵を書いたりしながら,拙い英語で説明します.

 『世界の果てまでイッテQ!』の出川哲朗状態ですね!伝わればOK,という感じでした.

入社早々英語の必要性を強く感じさせてくれました(生産技術関係なくない?).

こぼうず:
こぼうず:

これから,英語もしっかり習得しなければ!

 (ここから自主的な英語への取り組みが裏で始まりました)

海外工場を建設するプロジェクトに参加して業務をする場面

 これは,就職活動する中で,イメージする場面ですね.

海外工場を建設する業務は,先ほどの”ちょっと現場で説明して”っていうのとは異なり,ちゃんとした生産技術の業務をする内容です(っていうか,結構なプロジェクトですな).

ですので,下記のような形で海外のメンバーと仕事を進めることになります

  • 海外工場側の自社海外メンバー
  • 海外現地の設備メーカー,工事会社

自社海外メンバーとは,設計や調達など役割分担して進捗を共有しつつ一緒に前へ進めていきます.現地の設備メーカーや工事会社には,自社で取り決めた仕様の設備や工事について,引き合い,発注,製作,据え付け,試運転,引き渡しを依頼します

こぼうず:
こぼうず:

設備仕様など技術的な議論,進捗会議での進捗説明,課題説明,対応方法など

を英語で話す必要があります

 ※ 海外でも英語圏でない国の場合は,会社によっては通訳を雇うケースもあるかと思います

 技術的な話や,プロジェクト管理系の内容を英語で話すことは,やはり仕事をして初めて出会う場面と思いますので,ここは仕事をしながら業務英語に慣れていくしかないと思っています.

海外の展示会や,海外学生の採用面接をする場面

 あとは,機会は少ないですが,展示会や採用面接で海外の方を相手にする場面があります.

この場面が一番英語力が必要になると思います.

こぼうず:
こぼうず:

展示会や採用面接なんて,ネイティブレベルの会話能力いるのでは??

まさに,ここが一番高度な英語力が必要かと思います.展示会は何とかなるとは思いますが,面接はネイティブレベルの英語力がないと,相手が言っている言いたいこと気持ち的な部分などを正確に理解できないですし,こちらから深い質問ができないと思うからです.

 筆者の経験としては,筆者の英語レベルでは,面接自体に支障が出ると考えため,通訳を雇って対応しました.

日本語の話せない海外学生を面接する機会がどれだけあるのかは会社によって異なると思いますが,ここまでのレベルに達しようするのであれば英語圏の国に駐在になって,英語ペラペラ状態にしておく必要があります.

必要な英語レベル

 英語を使う機会から,ネイティブレベルの英語まで不要だけど,ある程度会話できるレベルはあった方がよいと思います.

英語力を上げるためにやること

 ある程度会話できるレベルまで英語力を上げるには,英語を勉強することになりますが,実際に必要なったタイミングで,勉強するのがよいと思います.

筆者の下記のような形ですので,必要な時に,必要な事をするが上達するコツと思います.

 英語の必要性を痛感 → 個人英会話レッスン → 業務で英語使う機会がないと徐々にモチベーションダウン個人英会話レッスンやめる → 勉強しない期間 → 英語を使う業務が出てきた → 業務しながら英語に慣れる + ECC英会話に通うここから海外の方相手でもなんとかなる精神になった

 個人の英会話レッスンと,ECCのようなところ両方やりましたが,ECCだと体系的に教えてくれるので個人的には良かったです.個人の英会話レッスンは,友達みたいな感覚で会話する形だったので,その場その場だけで終わってしまい,覚えるポイントも良く分からずに過ぎていってしまった感覚でした.input: ECC, output: 個人レッスンができるのであれば理想かなと思いました.

いずれにしても英会話は,『口に出す』ことが一番大事ですので,それができる英語教室を選ぶのがよいですね.あとは先生との相性も(これは事前には分からないけど)

以上が,生産技術の仕事で英語を使う機会と,必要なレベルについてです.

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